約1年間、おなかに入っていたバルーンを抜去する日がついにやってきました。

 

実際に経験した人でないとなかなか分からないと思いますが、夜、横になると、ちょうど胃の部分(=みぞおちのあたり)で、バルーンが入っているところがこんもりと膨らんで、体表から触ると分かるのです。入れてすぐの時には分かりませんでしたので、この1年間で随分、おなかがすっきりしたということなのでしょうね。胃は大きな袋ですので、その中に入っているバルーンは姿勢や胃の蠕動運動などの影響で多少、場所が動くのですが、バルーンによる膨らみに手を置いていると、“あ、今、動いた!”って、分かるんです。僕は男性ですので、経験しようがないのですが、おなかに赤ちゃんがいるのはこんな感じかなぁ、とか思ったりしました(笑)。

 

バルーン抜去は手術室で行いました。静脈麻酔下に、まずバルーン内の生理食塩水(僕の場合、500ml入っていました)を全て抜き、バルーンをぺしゃんこにしてから、スネアという内視鏡用鉗子を使ってバルーンをつかみ、体外に摘出しました。入れた時同様、僕(=患者)的には“え、もう終わったんですか!?”、という感じでした。

 

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内視鏡用スネア鉗子

内視鏡用スネア鉗子

胃酸の作用なのでしょうか?1年少しの間、僕の胃内に入っていたバルーンはこんな色に変色していました。

胃酸の影響でしょうか?約1年間、僕の胃内に入っていたバルーンはこんな色に変色していました。

取り出されたバルーン...何か悲しげですね(笑)

取り出されたバルーン…何か悲しげですね(笑)